
ハッピーメルマガ(2024年12月 18日号)
オフィスレスキュー119ハッピーの小林です。
今年も残すところわずかとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
暖冬とは言われていますが、流石に12月にもなるとしっかり寒いですね。
手洗い・うがい・睡眠と体調管理には気をつけて乗り切りましょう。
さてさて話は変わりますが、仕事柄私は新たに独立・開業される社長様のサポートをさせていただくことが多いのですが、最近は起業の仕方に変化を感じています。どんな変化かと言いますとフランチャイズでの事業の立ち上げが増えてきています。
そこで今回は今注目を浴びているフランチャイズについて書いてみたいと思います。
フランチャイズとは?
フランチャイズビジネスは、特定のビジネスモデルやブランドを展開するフランチャイズ本部(フランチャイザー)が、個別の事業者(フランチャイジー)にその使用権を提供し、事業展開をサポートする仕組みです。飲食店や小売業、サービス業を中心に幅広い業界で採用されており、企業と個人が協力してビジネスを展開する点が大きな特徴です。
代表的なフランチャイズ例
- 飲食業界・・・マクドナルド、ミスタードーナツ、スシローなど
- 小売業界・・・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど
- サービス業界・・・コメダ珈琲店、学習塾など
- その他の業界・・・TSUTAYA、アップガレージなど
フランチャイズ制度を利用することで、これらの企業は本部と加盟店の協力関係を活かしながら広範囲にわたる事業展開を実現しています。
フランチャイズ業界の動向について
フランチャイズ業界はここ数年で急速に成長しており、市場規模は日本だけでも約25兆円程と言われています。
消費者のニーズが多様化し、新しいビジネスモデルが次々と登場しているため今後も伸びていくと予想されています。
フランチャイズと直営店との違い
フランチャイズと直営店は、店舗の運営方法や管理体制に大きな違いがあります。
フランチャイズ
- 運営者:加盟者(フランチャイジー)が店舗を運営します。
- 資金負担:加盟者が初期費用や運営資金を負担します。
- 本部の関与:マニュアルや研修を通じて一定のルールはありますが、運営自体は加盟者に委ねられます。
- 収益:加盟者が売上を管理し、ロイヤリティとして一部を本部に支払います。
直営店
- 運営者:本部が直接、店舗を運営します。
- 資金負担:本部が店舗の開設費用や運営資金を負担します。
- 本部の関与:運営から管理、スタッフの雇用まで本部が一貫して行います。
- 収益:店舗の売上はすべて本部の収益になります。
フランチャイズのメリット・デメリット
フランチャイズは、既存の成功したビジネスモデルのノウハウとブランドを、加盟金やロイヤリティをフランチャイズ本部に支払う事で、使用するという仕組みです。そのためリスクが低く成功率が高いと言われています。
またそもそものブランド力に加え、テレビCMや折込チラシなど、スタートアップでは捻出するのが難しい広告コストを本部が負担し、大々的に打ち出してくれるので集客がしやすくなります。
デメリットとしては、ブランド力の高いフランチャイズビジネスほど、開業に掛かる初期費用やロイヤリティが高い点があげられます。成功しているビジネスモデルのノウハウを使わせてもらうので当然と言えば当然ではあるのですが、全てのフランチャイズ加盟店が、本部同様の成功実績を100%出せるわけではありません。そのためフランチャイズビジネスを選ぶ際には、初期費用の回収がどれくらいでできるのかや、オーナー様がどれくらい稼働しなくてはいけないのかというポイントを見極める必要があります。
フランチャイズビジネスは、初めて起業する方や未経験のジャンルの事業を始めたい方にとってはとても有効な手段だと思います。ご興味ある方は、まずは加盟説明会や勉強会に参加してみては如何でしょうか。
小林 俊
- 最近ハマッている物:セブンイレブンの「炙り焼きさばとおだしごはん」
- 趣味:ステイホーム中に始めた料理(得意料理はジャーマンポテトと麻婆豆腐です)
- 好きな言葉:楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる