オフィスレスキュー119ハッピーの小林です。
冬の足音が近づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近は物騒な事件が多くて怖いですよね。全国で相次ぐ強盗・窃盗事件。人々の不安が募るなか、今改めて注目を浴びているのが防犯カメラです。そこで今回はお問い合わせが急増している防犯カメラについて書いてみたいと思います。
防犯カメラのメリット
防犯カメラを設置するメリットは、不法侵入や盗難などの犯罪を未然に防ぐ抑止効果です。誰も見ていないからちょっとくらい良いだろう、という気持ちで行われる犯罪の場合、防犯カメラという目線によって抑止することができます。また、犯行の瞬間が映像証拠になるかもしれないというイメージを連想させることで、犯行を未然に諦めさせる狙いもあります。様々な統計データをもとに計算された防犯カメラの犯罪抑止効果範囲は、半径50m以内なら20パーセント程度、100m以内なら10パーセント程度抑止できると言われています。
防犯カメラの選び方
犯罪抑止に効果的な防犯カメラですが、種類や機能も様々でどのように選べばよいか悩まれる方も多いかと思います。
そこで防犯カメラ選びで必要となる要素について説明してみたいと思います。
①配線方式
防犯カメラの多くはレコーダーとカメラを直接有線で繋ぐ配線タイプです。そのため起点となるレコーダーからカメラを設置したい場所までの、何かしらの配線が必要となります。またカメラを起動するためには電源が必要になりますのでこちらも台数分準備しなくてはなりません。
カメラを設置したい場所にコンセントを準備することが困難な場合には、PoEカメラをオススメします。電源がない場所でもレコーダーとカメラを繋ぐLANケーブルを通じて給電が可能なため、追加の電気工事が不要です。
オフィスの場合は今あげたような配線方式のカメラを選ぶ方が多いですが、戸建住宅の場合そもそも配線ルートが無いケースがほとんどです。そんな方にはフルコードレスの無線カメラをオススメします。記録は本体に差すSDカードかクラウドに保存し、電源は搭載しているバッテリーとオプションのソーラーパネルを使う事で全ての配線を無くすことができます。
ただしフルコードレスの防犯カメラは無線環境を整えたり、バッテリーのメンテナンスがこまめに必要となるなどのデメリットもありますので注意が必要です。
②録画容量
防犯カメラの録画容量は、どれくらいの期間の映像をどれくらいのクオリティで残したいかによって変わってきます。DVRやNVRといったレコーダーは録画ストレージに比較的安価なハードデスクを利用している防犯カメラの場合、大容量のハードディスクでは長時間、容量が少なければ短時間とレコーダーに積むハードディスクの容量によって録画時間を調整することになります。
またレコーダーを使わない無線タイプのカメラを使う場合は、カメラ本体にSDカードを入れてそこに保存していくか、無線Wi-Fiを使いネットワークを通じてクラウドに保存していくことになります。SDカードの場合、乗せられるSDカードの容量の上限がハードディスクより少なく、容量あたりの単価も高いため大容量での長時間録画には向いていません。ですが、ハードデスクやSDカード、そしてクラウドにも言えますが、動画をストレージに保存する場合、画質やコマ数を減らすことにより長時間の録画が可能になります。
コマ数は動画の滑らかさに影響するため、少なければ少ないほど映像はカクカクしますが、逆にコマ数を増やせば増やすほどヌルヌルと滑らかな映像を残せる反面、保存容量を圧迫します。
残したい映像の画質と保存期間、有線接続か無線接続かなどを併せて検討することになります。
防犯カメラの選定には、他にも防水性能の規格差や暗視機能の有無など様々な要素があります。
オフィスレスキュー119Happyでも無料で相談・見積もりをお受けしていますので気になる方は是非一度お問い合わせください。
小林 俊
- 最近ハマッている物:セブンイレブンの「炙り焼きさばとおだしごはん」
- 趣味:ステイホーム中に始めた料理(得意料理はジャーマンポテトと麻婆豆腐です)
- 好きな言葉:楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる